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「顔」(読了)
横山秀夫氏の「顔 FACE」を読みました。


横山氏の作品は「第三の時効」「半落ち」「動機」「陰の季節」なども読んでありますが、重厚にして決して硬すぎない文章とその表現力には毎作品圧倒されてしまいます。特に「第三の時効」の表題タイトルの短編は、どんでん返し×2で息も詰まる思いで読みました。

横山氏の描く警察小説の舞台は、完全なる男社会&階級社会。ヒリヒリするような描写である意味荒んだ世界が展開されますが、その広漠とした中にも一滴の雨粒を感じさせるような結末が余韻を持ってすっと胸に落ちるのが、氏の警察モノが非常に読み応えのある作品になっていると思います。

もちろん、ミステリとしての純粋な面白さも当然あります。ただ出てくる人たち皆都合よく、妙に勘が鋭すぎるように思うのですが・・・。

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【2006/10/19 21:46】 | 読書 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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