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「ハサミ男」(読了)
殊能将之氏の「ハサミ男」を読み終わりました。タイトルから感じられる「異様さ」に「殺戮に至る病」的な衝撃感を期待して読んでいったのですが、結果読了後は消化不良感が大いに残った作品でした。

まず(結果的に)「ハサミ男」のタイトルでミスディレクションを誘うのが安直に思えてしまいます。またサイコミステリを演出するため”だけ”に登場する別人格の存在も、あまり意味があると思えません。というよりむしろ要素的にはもっときちんと説明すべき事項(狙われた少女たちのヒストリやターゲット特定までの心理描写、殺害という結末へ至る状況説明など)があるような気がします。

何よりハサミ男ハサミ男たる所以をもっと本編で掘り下げてほしかったと思います。なぜ凶器はハサミなのか?執拗なまでに研ぎ澄まされて先端にはどんな思いが込められているのか?そしてなぜハサミを突き立てるのか?

叙述トリックとしての結末も決して意外な種明かしではなかったし、正直後半は読むのがちょっと退屈してしまいました。

結論、私にはイマイチの作品でした。








【2006/10/12 22:05】 | 読書 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
「さらわれたい女」 (読了)
歌野晶午氏の「さらわれたい女」を読み終わりました。歌野氏の作品は本作が初めてだったのですが、軽妙な一人称の語り口で気持ちよく読めました。

作品自体が1991年初版ですので、15年を経過した現在ではトリック(を成立させるためのギミック)の劣化というのはやむを得ませんが、ストーリー的には程よく面白かったです。

作品では2人の女性のダークな部分をクローズアップして、そこがキモとなっていますが、こういう女性って本当にいるんでしょうかねぇ?少なくとも私の周りではここまで極端な人はこれまで出会ったことがありませんが、とてもではありませんが付き合いきれません。










【2006/10/11 22:28】 | 読書 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
「被害者は誰?」(読了)
表題の作品、ようやく読み終わりました。サクッと読める短編集(文体もライト)のはずなのに、浮気して他事していたので遅くなりました。

読後感的には赤川次郎氏の「三毛猫」や「三姉妹」を読んだ後のような印象です。トリックとか難しく考えることなく、本当に軽く読める良作だと思います。私のように、吉祥院先輩みたいな「俺様」キャラに好感を持てる方ならなおのこと。

Newtonも読んでいるのですが、文系人間にとっては「理解」というレベルには到底行き着けませんね。トリビア程度に「わかったつもり」を目指します。






【2006/10/03 01:06】 | 読書 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
Newton届きました。
バックナンバーで購入したNewton2冊が届きました。なかなか読み応えがありそうなので、じっくり読んでみたいと思います。

他、本日購入したもの。







そして、欠番だった以下1冊。



うーん、貯まっていく一方です。でも読みたいものが貯まっていくのは楽しいですよね。





【2006/09/28 23:42】 | 読書 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
「Q.E.D.」大人買い。
被害者は誰?」をまだ読み終わっていない中、「Q.E.D.」を大人買い(1~25巻)しました。といってもブックオフですが・・・。そして9巻だけが揃っていません。明日にでも本屋で入手してきます。

さすがに一気読みしたら疲れました。でもやっぱり面白いですね。最新巻の「超ひも理論」の話は一読しただけでは文系の私には全く理解できませんでした。ということで、また今から読み直します。

「被害者~」はいつ読み終わるのでしょうかねぇ・・・。

【2006/09/27 23:45】 | 読書 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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